日常生活での移動はほとんどが立って歩くことに費やされますが、その際の体の使い方に少し注意を払うだけで、体への負担を大幅に減らすことが可能です。この記事では、理想的な立位と歩行のポイントについて、足の使い方を中心に解説します。

立位の基本

立位での理想的なセンターラインを保つことは、座位と同じく重要です。適切な姿勢で立つことにより、腰への不必要な負担を避けることができます。しかし、ただ正しく立つだけではなく、足の使い方にも注意が必要です。

歩行時の足の使い方

歩行時には、腸腰筋を中心に使うことがキーポイントです。腸腰筋は非常に強力な筋肉で、適切に使うことで歩行時の腰への負担を軽減できます。また、足裏の設置方法にも工夫が必要です。

  1. 腸腰筋の活用:歩く際には、腸腰筋に重点を置いて動かすことで、スムーズで負担の少ない歩行が可能になります。この筋肉を活用することで、腰へのストレスを減らしながら効率よく移動できます。

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引用元:BC Body 腸腰筋 http://bc-body.com/article/腸腰筋/

<aside> 💡 ここの筋肉に支えてもらうと超楽なんですね。個々の体の使い方の癖とかはあると思うんですが、内側のこの筋肉を起点とすると腰痛になることを回避しやすいと思います。

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  1. 足裏の設置方法:理想的な歩行では、踵から足を地面につけるのではなく、土踏まずのアーチを利用して衝撃を吸収します。足を地面につける際には、スライドさせるようにして移動し、足首を活用します。

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引用元:zamst 土踏まずとは|土踏まずの役割と足裏トレーニング https://www.zamst-online.jp/brand/insole/47684/

<aside> 💡 土踏まずで地面をつかむ、または吸い付かせるように歩くと負担が少なくて良いです。

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  1. 足の三点支持:歩行時には、小指球、踵、母指球を意識して、それぞれの点でバランスよく力を分散させます。これにより、足裏全体で地面を捉え、体への負担を減らしながら安定した歩行を実珀することができます。

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<aside> 💡 色々あるとはおもうんですが、小指球接地→踵→母指球で蹴りだしという流れをほぼ同時に行うのが良いです。それをするには足首が柔軟でないと難しいんですね。

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理想的な立位、歩行のメリット